Let’s Encryptは無償で利用できるSSL/TLS証明書を提供しています。証明書の発行や更新が自動化されているため、手間がかかりません。多くの場合、対応ライブラリを使って発行・更新手順を自動化しています。
Let’s Encryptの原則は以下の6つにまとめられています。
- 無料
- 自動化
- セキュア
- 透明性
- オープン
- 協力的
Let’s EncryptではACMEというプロトコルを使って証明書の発行や更新を行っています。ACMEはAutomatic Certificate Management Environmentの略で、証明書の発行や更新を自動化するためのプロトコルです。RFC 8555 - Automatic Certificate Management Environment (ACME)で標準化されています。
プロトコルの詳細は動作の仕組み - Let’s Encrypt - フリーな SSL/TLS 証明書にて確認できます。
特徴
Let’s Encryptの特徴は以下の通りです。
- 無料
- 90日間有効
- マルチドメイン対応
基本的にモダンなブラウザであれば利用できますが、Android 2.3.6以下では使えなかったり、NINTENDO 3DSやPS3では利用できません。昔の端末からサポートする場合には注意が必要です。
URL
PREVIOUSShort.io
NEXTMongoDB Atlas