Parse Platformは、mBaaS(mobile Backend as a Service)を提供するサービスです。モバイルアプリやWebアプリのバックエンドを簡単に構築できます。
特徴
Parse Platformは元々Parseという名称で提供されていましたが、Facebookに買収された後、オープンソース化されました。その後、Parse Platformとして提供されています。
主立った機能は買収前と変わっていませんが、モバイルアプリやWebアプリを作る上で十分な機能が揃っています。
- 認証
- データストア
- ファイルストレージ
- プッシュ通知
- クラウドコード(FaaS: Function as a Service)
- ライブクエリー(リアルタイムデータベース)
- Webhook
- アナリティクス
- REST APIとGraphQL API
オープンソースになったことで、多様なアダプターが開発されています。たとえば認証をFirebaseと組み合わせることで、SMSやメール認証を手軽に加えられます。
SDK
Parse Platformは、以下のプラットフォームに対してSDKを提供しています。
- iOS
- Android
- JavaScript
- .NET + Xamarin
- Unity
- React Native
- Flutter
- IoT
- C
- Arduino
- PHP
APIのドキュメントはこちらです。
料金
Parse Platformはオープンソース・ソフトウェアなので無償で利用できます。ホスティングサービスとしてはBack4appなどがあります。