Gradio

 

Gradioは、機械学習モデルを簡単にWebアプリケーションにするためのライブラリです。Gradioを使うと、Pythonで書かれた機械学習モデルを、Webアプリケーションに変換することができます。また、gradio.liveというドメインで、オンラインで公開することもできます。

GradioのWebサイト

特徴

Gradioは簡単なPythonのコードで、入出力を伴ったUIを作成できます。以下はその例です。

import gradio as gr

def greet(name, intensity):
    return "Hello, " + name + "!" * int(intensity)

demo = gr.Interface(
    fn=greet,
    inputs=["text", "slider"],
    outputs=["text"],
)

demo.launch()

これで、テキスト入力とスライダー入力を持つUIが作成されます。また、送信すると greet 関数が実行され、結果が表示されます。

このコードをJupyter NotebookやGoogle Colaboratoryで利用すれば、簡単にUIを作成できます。

また、実行時に demo.launch(share=True) のようにオプションを付けると、 〜.gradio.live というドメインで公開されます。

外部から操作

Webブラウザからの操作はもちろん、PythonやNode.jsのライブラリを使ってプログラマブルに操作もできます。

カスタムコンポーネント

オープンソースでさまざまなコンポーネントが開発されています。PDFを表示するもの、モーダル表示、GPTチャットボットなど、UIを作成することなくコードだけで完了します。

こうしたコードであれば、作成したJupyter Notebookを簡単に体験できるようになるでしょう。

URL

Gradio