Gemini APIはGoogleの開発するLLMモデルであるGeminiを利用するためのAPIです。Geminiは、自然言語処理(NLP)のタスクにおいて、最先端の性能を発揮するモデルです。Gemini APIを利用することで、Webやサーバーサイド、モバイルアプリなどでGeminiを簡単に利用できます。
特徴
Gemini APIでは、入力としてテキストまたは画像が利用できます。出力はテキストのみです。執筆時点での最新版はGemini 1.5 Proで、コード生成やテキストの編集、問題の解決、情報抽出、AIエージェントなどのタスクに最適化されています。入力トークンは1,048,576までで、1トークンはおおよそ4文字とのことです。
会話の履歴を含むコンテキストを利用することで、より自然な対話を実現できます。学習データは1.5 Proが2024年4月、Proが2024年2月です。
JavaScriptでのチャットボットの実装例は以下のようになります。
import { GoogleGenerativeAI } from "@google/generative-ai";
// Access your API key (see "Set up your API key" above)
const genAI = new GoogleGenerativeAI(API_KEY);
async function run() {
// For text-only input, use the gemini-pro model
const model = genAI.getGenerativeModel({ model: "gemini-pro"});
const chat = model.startChat({
history: [
{
role: "user",
parts: [{ text: "Hello, I have 2 dogs in my house." }],
},
{
role: "model",
parts: [{ text: "Great to meet you. What would you like to know?" }],
},
],
generationConfig: {
maxOutputTokens: 100,
},
});
const msg = "How many paws are in my house?";
const result = await chat.sendMessage(msg);
const response = await result.response;
const text = response.text();
console.log(text);
}
run();
Gemini のドキュメントと API リファレンス | Google AI for Developers
料金
Gemini APIは、無料プランと有料プランが用意されています。無料プランでは、1分あたり2リクエスト・1分当たりのトークン数が32,000、1日あたり50リクエストまでとなっています。それ以上の場合、入力100万トークンあたり7ドル、出力100万トークンあたり21ドルとなっています。
この料金はプレビュー版としての価格帯なので、今後変更される可能性があります。
Gemini API の料金 | Google AI for Developers
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